湖南アルプスと瀬田川・大戸川に囲まれた豊かな田園が広がり、酒米や寿司米として人気の「田上の水晶米」や、「なの花漬(黄金漬)」の元となる菜の花の栽培が多く行われている。
昭和50年頃から宅地開発が進み人口が増加し、児童・生徒も急増してきたが、その開発地も高齢化が進み、少子高齢化が顕著になってきている。
人口 9,718人
世帯数 4,443世帯
高齢化率 38.5%(65歳以上 3,744人)
(令和5年12月末現在)
少子高齢化が進むなか、「人に寄り添う福祉の町づくり」を基本理念として掲げ、誰もが安心して暮らせる町づくり事業を推進している。
具体的には、困りごとなんでも相談取次所や寺子屋の開設、ふれあいサロン開催、敬老事業の推進、生活支援物資の提供のお願いなど高齢者にとって住みよい地域環境整備と子供の居場所作り事業、生活に困窮されている方に対する生活支援事業等を実施している。
令和6年度からは独居老人や老々介護の方を対象とした「お話相手ボランティア」事業を開始。
「困りごとなんでも相談取次所」は地域住民が気軽に関係機関に相談できる窓口を身近な場に設けることにより、一人で悩まず心豊かに暮らせる、住みよい町づくりに寄与する事業となっている。